西天の眩きルビィとダイヤ
ハックション!
ルビィ
え あ え え?
え?
え?
へ?
へ… ああー
そんなあくびはありません!
ックシー!
また…
ごごめんなさい
くしゃみをする時は 人の迷惑にならないよう口を塞いで横を向いて…
そう言うことではなくて!
っえ?手で塞がなくていいの?
あくびと同じで…
あくびの時も隠しなさい!
ぴぎ!
まったく いつまで経っても子供なんですから
Infant なんですから
I…infant?
鞠莉さんの分ですわ
いま富士登山ルートには 私たち二人しかいないのですから
鞠莉さんの分とか そう言うの誰も求めてないんじゃ…
求められているいないの問題ではありません!
誰かが見ていなくても きちんとしていなくでは行けないと言うことです!
ほ…
ルビィ
は っはい!
私たちは 何の為に ここにいるのです?
それは…富士山に登る為?
っと言うかもう登っちゃってるけど…
そうです その通りですわ
そして 事前にそのことは分かっていたはずですわよね?
え?お うん…
普通何も知らないでいきなりこんなところにいないし
知っていたはずなのに あなたは くしゃみをしました
っえ?
あなたは くしゃみをしました
っえ?あ いや あの 繰り返さなくても伝わってるから
どう言うことですか?
っえ…
ルビィ!
ご ごめんなさい!
って言うか 何で謝っちゃってるのか よく分かってなかったりするけど
あなたは くしゃみをしました
それはもう分かったから
くしゃみをしたと言うことは 寒さを感じたと言うこと!
体が冷えたと言うこと つまりあなたは薄着をしてきたということです!
ででも ルビィは普通の…
普通の?
普通…の…
では聞きましょう あなたの言う 普通 とはどういう普通です?
Normal
英語に訳せとは言っていません!
ルビィも鞠莉さんの分渡そうかなって
ルビィ?
う…ごごめんなさい!
準備の段階で 私は何度も言ったはずです
富士登山を舐めては行けないと 特に防寒に関しては
念入りにするようにと!
あの…でも 出る時暑かったから
暑かったから?
暑かったから…だから…
だから 富士山も暑いと?
まるで南国のようたと?
リゾート気分 夢気分~たと?
いや 夢気分とかは…
反省していないようですわね!
しし…してます してます!
したところで?
っえ?
反省したところで?次にすることは?
え お え つ 次って え え?
ルビィ
ぴぎ!こ 怖いから 何度も狙まないで!
ああ…そうですわね…今は こちらの方でした
ゴッホン ルビィ~
え?
さ ルビィ~
さ って?
反省したのでしょう?でしたら私に 甘えなさい~
っへ?ええ?
うっふん~
嫌なのですか?
う いや あの…そう言うことじゃなくて
っええ?私以外に 甘えたお姉様が?
え いや そう言うことでもなくて
って言うかいないと そんなお姉様…
おおおおお姉様がいない?
存在を消した程に私のことが厭わしいと?
ああ 言ってないよそんなこと
それにお姉ちゃんのこと お姉様なんて呼んだことないでしょう?
と言うわけで ルビィ~私に甘えなさい~
えっと どの と言うわけ?
ふん~あなたは本当に素直になれない子なんですから
いやあの 素直によく分からないでいるんだけど
って言うかお姉ちゃんが 甘えなさい なんて…いつも厳しいのに
ここは山です
うん
富士山です
うん それはもう分かってて…
分かってないから 何度も言っているのです
あ…ごめんなさい
山では 甘えることが 大事なのですわ
甘えることが大事…
そうですわ あなたの本来の気質が遺憾なく発揮される場所なのですわ
本来の気質 って言われるとちょっと手怖るけど…
山は厳しい世界です それに対して人の力は弱いもの
特にルビィの力は弱いもの
そんな強調しなくても…
だから甘えなさいと言っているのです
失敗した時 辛い時 それをどうにも出来ないこのような場所で
人に頼るのは決して恥ずかしいことではないのですよ
うん…
はい ルビィ これを
っえ?あ…これって あ…ルビィが着ていいの?
ええ こうなると思って 予備の服は用意していましたから
え お姉ちゃん ひひ ありがとう
ふふ 姉として当然のことですわ
ひひ ルビィ もっと頑張るね
こんな風に お姉ちゃんに甘えなくても大丈夫なように
ええ…甘えてくれないのですか?
っえ?
あ いいえ…なんでも…
とにかく お姉ちゃんのおかけで 寒さも大丈夫
これで安心して 富士山の頂上に…
ルビィ
ぴぎ!えななんでまだ怒ってるの?
あなたのその甘さにです!これで安心して?
まだまだ富士登山は始まったばかりなのですよ!
確かに始まったばっかりだけど…
例えばこのような!
っえ?なに?
このような吹雪がきても あなたは安心できると?
吹雪 くるの?吹雪?
っと言うかなんで来ちゃってるの?吹雪?
まったく だからあなたは甘いと
甘い以前にありえないよ!こんなこと…
ありえますわ!山ではいつ天気が変わっても可笑しくないのです!
さあルビィ!
っえ?
こんな時 あなたはどうします?さあ!
ええ…ああ…えっと どうすればいいの?お姉ちゃん!
そう!それが正解ですわ
分からないときは素直に聞くこと!
それで どうすれば…
突然の吹雪 それを避けるために人が入れるかまくらのようなものを掘るのです
かまくら!?え でもどうやって…
もちろんそのための道具を!っは!
え…あ…え?忘れたの?
こ…これは…その…あ あなたがきっと寒さ対策を忘れると思って
そそちらに気をとられて…
ぴぎゃー
ど どうするの?お姉ちゃん!
きなさい!
え ちょ どこに?
ここに決まっています!さあ!
ここって?
私のところに!私がこの吹雪の中を踏破します!あなたを背負って!
えええ?
私はあなたの姉 これくらいのことは!
いや だって 無理だよ!
何が無理だと言うのです?
えええ?
私を甘く見るより 先ず私に甘えなさい!甘い考えを捨てて!
え えっと…ううう
山は甘くないですよ
でもどっち?
さあ!ルビィ!さあ!
でも…その 背負うとかは まだ…
む分かりましたわ では背負うではなく抱っこで!
え つっとこ分かってないよ
ああお姫様抱っこで!
もっと分かってないよ!
さあルビィ!さあ!
さあ 行きますわよ
そんな…
そーりゃー!
恥ずかしいから!
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西天耀眼的一黛一露
阿嚏!
露比
诶 啊 诶 诶?
诶?
诶?
嘿?
嘿…啊啊ー
有必要像那样打呵欠吗?
嚏!
又来了…
对对不起
在打喷嚏的时候 为了不给别人造成困扰得把嘴巴捂住往旁边…
我不是在说这个!
诶?不用手捂住吗?
跟打呵欠一样…
打呵欠的时候也要捂住!
pigi!
真是的 不管过多久都还是个小孩子啊
都还是个Infant呢
I…infant?
我这是在学鞠莉说话
毕竟在这登山道上 只有我们两个人啊
学鞠莉桑说话什么的 谁都没有这么要求过啊…
这不是有没有人这么要求的问题!
不管周围有没有人在看 都要随时注意自己的言行!
吼…
露比
呃 在!
我们 是为了什么 来到这里的?
那是…为了登富士山?
话说我们已经在登山的路上了啊…
对 就是这样的
而且 你是事先知道这件事情才来登山的对吧?
诶?哦 嗯…
一般没人会在什么都不知道的情况下来这里吧
你事先知道这件事 然而你 居然打了喷嚏
诶?
你 居然打了喷嚏
诶?啊 不是 不需要重复我听到了的啊
到底是怎么回事?
诶…
露比!
对 对不起!
话说我也不知道为什么我需要道歉呢
你 居然打了喷嚏
所以说我已经知道了啊
既然打了喷嚏 说明你感受到了寒冷
是身体着凉了 也就是说你衣服穿少了
但但是 露比只是很普通的…
普通的?
普通…的…
那你倒是说说看 你所说的 普通 到底是怎样一个普通呢?
Normal
没让你翻译成英语!
露比也想试着学学鞠莉桑说话呢
露比?
呃…对对不起!
在准备阶段的时候 我都说了好多遍了
不能小看攀登富士山的路途 尤其是防寒这一方面
多么小心谨慎都不为过!
那个…但是 出门的时候都还很热呢
还很热?
还很热…所以…
所以 就觉得富士山也很热?
简直就像夏威夷?
四季如春 梦幻王国~这样?
不是 我没那么想过…
看来你还是没有反省啊!
在在…在反省了!
反省完之后呢?
诶?
反省玩了之后应该干什么呢?
诶 哦 诶 之 之后 诶 诶?
露比
pigi!别 别老这么盯着我 我怕怕!
啊啊…也是呢…那现在开始 我就这么说话吧
咳咳 露比~
诶?
来 露比~
来 干什么?
你不是已经反省好了吗?那么接下来 向我撒娇吧~
嘿?诶诶?
嗯哼~
你不愿意吗?
呃 不是…不是这个意思
诶诶?难道说除了我以外 你已经有其他可以撒娇的姐姐大人了?
诶 不是 不是这样啦
话说我都没有 什么姐姐大人…
没没没没没没有姐姐大人?
难道你已经讨厌我到希望我消失的程度了吗?
啊啊 我才没有说那种话呢
再说了 我从来都是叫的“姐姐”而不是“姐姐大人”的吧?
于是呢 露比~来向我撒娇吧~
呃 是哪个 “于是”呢?
呼~真是个不坦率的孩子呢
不是那个 我都不知道你的坦率是指
话说姐姐你突然说 向你撒娇 什么的…明明一直都很严厉
这里是在山上
嗯
这里是富士山
嗯 我知道了啦…
就是因为你不知道所以才说了这么多遍
啊…对不起
在山上的话 撒娇是很重要的事情
撒娇是很重要的事情…
是的 这里是将你本来的样子不留遗憾地发挥出来的产所
本来的样子 但我不是很想这么做诶…
山上可是一个很恶劣的世界 面对这样的世界人类的力量是很渺小的
尤其是露比你的力量是很渺小的
不用那么强调的吧…
所以我才说要让你撒娇
失败的时候 艰难的时候 面对困难束手无策的这种场合
依靠别人绝不是什么丢人的行为
嗯…
来 露比 穿上这个
诶?啊…这是 啊…露比真的可以穿这个吗?
嗯 我就知道会变成这样 所以准备了备用的衣服
诶 姐姐 嘿嘿 谢谢你
哼哼 这是作为姐姐应该做的
嘿嘿 露比 会更加努力的
争取成长到不需要向姐姐撒娇也能独自面对困难
诶诶…你不愿意向我撒娇了吗?
诶?
啊 不是…没什么…
总之 多亏了姐姐 我已经不怕冷了
这样一来就可以安心地登上富士山了…
露比
pigi!诶为为什么又生气了呢?
因为你的天真!这就能安心了?
我们可是才开始爬富士山啊!
确实是刚刚开始…
比如说还会发生这样的事情!
诶?纳尼?
就算刮起了这么大的暴风雪 你也能安心?
暴风雪 会来吗?暴风雪?
话说为什么会突然之间刮起来啊?暴风雪?
真是的 所以我才会说你天真啊
这不是天真不天真的问题啊!他真的是很少见的那种…
当然会发生啦!在山上天气无论怎么变化都不奇怪!
来吧露比!
诶?
这种时候 你打算怎么办?说说看!
诶诶…啊啊…呃呃 我该怎么办啊?姐姐!
对!这就是正确答案
不知道怎么办的话就要问出来!
那么 我该怎么办…
突然出现的暴风雪 为了避免与之正面相遇这时候就得在雪地里挖三填一
挖三填一?诶 该怎么做…
当然我带上了为这种时候准备的道具!哈!
诶…啊…诶?忘带了吗?
这…这是…那个…我 我就是觉得你肯定会忘记带厚衣服所以
就把心思全放那上面了…
pigyaー
怎 怎么办才好呢?姐姐!
你过来!
诶 等 来哪里?
当然就是这里啦!过来!
这里?
就是我这里啊!让我来踏破这暴风雪!背着你出去!
诶诶诶?
我是你姐姐!这点小事难不倒我!
不是 这个 做不到啊!
哪里做不到了?
诶诶诶?
比起小看我 不如来向我撒娇!快丢掉那些天真的想法!
诶 诶诶…呜呜呜
山可没你想的那么简单
这到底是哪个是哪个“甘い”啊?
来吧!露比!来吧!
但是…那个 要背着我 有点…
呃啊我知道了 不背就抱抱
诶 根本不知道你在说什么了啊喂
啊啊公主抱也行啊!
更不知道你在说什么了!
来啊露比!来啊!
来 我要来咯
怎么会…
我 来 啦!
很羞耻的啊!
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