“东方求闻口授/第三部分”的版本间的差异
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2016年6月6日 (一) 22:47的最新版本
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第三部 |
第三部 | |
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神子 | 古典的な妖怪と言えば、天狗とか河童とかですね。昔は山や沼といった所には必ず居たもんです。 |
要说比较古典的妖怪嘛,那就得数天狗啊河童啊这种了。从前,像山上啊池塘里啊这种地方一定是它们的栖身之所。 |
——— | 今もいっぱい居るがな。 |
如今好像也有不少呢。 |
神奈子 | 幻想郷にはね。もっとも、昔の天狗や河童と大分違うものになってしまっているけど。 |
幻想乡里也是呢。不过吧,这个幻想乡里的天狗和河童,和以前的天狗河童已经大不一样了。 |
神子 | ビックリしました。まさか天狗が高度な社会を築いていたり、河童が高度な文明を持っていたり……。同じ名前の妖怪だけど、全く別物みたい。 |
还真把我吓了一跳。没想到天狗们竟然构筑起了高度发达的社会、而河童们也拥有非常先进的文明……明明有着相同名字的妖怪,看起来却像完全不同的两个物种。 |
白莲 | そうですねぇ。天狗は、昔は道を誤った修行僧のなれの果てだ、と言い伝えられていましたが。 |
是啊是啊。虽然说是传说中的天狗,其实就是以前那些误入歧途走火入魔的修行僧们变来的。 |
神子 | じゃあ、貴方も天狗になるのかしら? |
那这么说,你也能变成天狗喽? |
白莲 | 私は道を誤ってません。むしろ貴方の方が天狗に近い存在だと思います。 |
我是不会误入歧途的。我倒是觉得你更像天狗呢。 |
神子 | ほう? |
哦? |
[天狗の今と昔] |
[天狗的今与昔] | |
白莲 | 天狗は山に住むとされ、色々な怪異を起こしたりします。最初は人間に被害を与えるだけの存在だったのでしょう。 |
天狗居住在山上,经常引起些诡异的事情。最早的时候它们只是让人类遭受损失的存在而已。 |
神子 | 石を降らせたり、赤子を攫ったり、不気味な音で脅かしたり……。 |
又朝人扔石头、又偷人家的小宝宝、还发出些瘆人的声响…… |
白莲 | それが仏教が伝わり修験道が始まると、天狗が山岳信仰の対象とされる様になります。山に篭もって修行する修験道の山伏を手助けしたり、逆に邪魔したりする精霊のような存在です。厳しい修行を行う山伏(×1修験道の修行者。ふっさふっさの毛玉を首から提げ、法螺貝を吹いて演奏する山岳音楽団の一員。)は一般の人間から見て天狗と区別が付かず、次第に同一視されるようになっていきました。その為、今の天狗たちも山伏のような格好をしているのでしょう。 |
后来随着佛教的传入和修验道的流行,天狗成为了山岳信仰的对象。它们有的时候会帮助在深山里闭关苦修的山伏,有的时候也会捣乱,就仿佛精灵一般。经过严格修行的山伏(×1修验道的行者,脑袋两边挂着毛茸茸的小球,吹奏法螺贝,是山岳音乐团的一员。)在一般人看来和天狗没什么区别,逐渐就被视作一回事儿了。正因为如此,如今的天狗们也作山伏的打扮。 |
——— | 詳しいな。 |
知道的挺详细啊。 |
白莲 | 妖怪学に関しては専門ですから。優れた修験者は仙人と呼ばれる事もありましたから、もちろん仙人化した天狗もいたかと思います。 |
和妖怪学相关的话我是专家啊。优秀的修验者曾被人们称作仙人,当然我认为也会有仙人化的天狗。 |
——— | 確かに、今の天狗にも仙人っぽい奴も居るみたいだな。 |
确实,现如今的天狗中也有些看着像仙人的主儿。 |
白莲 | ちなみに人間がよく想像する鼻が高い天狗が定着したのは、江戸時代くらいだったそうです。山伏が修行や祭事の際に着けていたお面のイメージから来ていると思われます。 |
顺带一提,人们印象中那个有着长鼻子的天狗的经典形象,是从江户时代开始的。我想这个形象时来自于山伏在修行和祭祀时总要带着的那个面具。 |
神子 | 鼻の高い天狗って幻想郷にも居るのかしら? なんか鴉天狗ばっかり見るわ。 |
幻想乡里有鼻子长长的天狗嘛?感觉见到的都是些鸦天狗。 |
神奈子 | 鴉天狗は新聞記者兼配達員なので、麓に下りてくるのはそればっかりですが、実は山奥には他の天狗も沢山居ますよ? 鼻高天狗は事務員なんで、殆ど外には出てこないようですが。 |
鸦天狗都是些新闻记者和送货员,在山腰以下附近活动的基本上都是它们。其实在山的深处别种的天狗还有很多很多哦,鼻高天狗主要都是些办公人员,好像不怎么跑外勤。 |
神子 | それも変な話ね。 |
真奇怪。 |
神奈子 | え? 何がですか? |
诶?怎么奇怪了? |
神子 | 鼻の高い天狗のイメージの根底って、猿田彦(×2日本神話に出てくる神様。背が高く、鼻も高いと評判なところからイケメンかと思われるが、目が赤く輝いているのが玉に瑕。)のイメージなんでしょう? 猿田彦と言えば道案内の神ですし、さらに言えば道祖神(×3道を通じて悪神や病気などが入ってくるのを防ぐ神様。殆どの人間にお地蔵さんと区別が付けて貰えず、アイデンティティの崩壊に悩む。)と同一視される位なんだから、表に出て働かなきゃいけないんじゃないの? |
鼻高天狗的形象,归根结底是来自于猿田彦(×2在日本神话中出现的神明。虽然从身材高大、鼻子长长来看可能是个一帅哥,美中不足的是眼睛闪闪的冒红光。)吧?说起猿田彦,他是给人带路的神明啊,而且他还经常和道祖神(×3阻碍恶神和疫病的进入途径的神明。人类不怎么把他和地藏区分开来,身份的崩坏让他很苦恼。)被视为一回事,这样的神明不出来好好工作能行吗? |
白莲 | 確かに……。 |
的确…… |
神奈子 | どうやら鼻高天狗の最近の仕事は、地図を作るのがメインらしいですよ? 最終的に自分が表に出なくても道案内出来るシステムを構築するのが理想とか。GPS(×4ごっつい[1]・ポジショニング・システム。)とか何とか言ってました。 |
鼻高天狗最近的工作吧,好像主要是制作地图?他们的理想就是构筑一个最终都不需要他们去跑外勤就能给人带路的系统。好像是叫GPS(×4Great·Positioning·System(强大的·定位·系统)。)还是叫什么来着。 |
神子 | 横着な猿田彦だこと(笑)。 |
偷奸耍滑版的猿田彦(笑)。 |
白莲 | まあ、猿田彦本人じゃなくて、あくまで天狗が猿田彦と同一視されて真似しているだけですからそんな物かも知れませんね。 |
嘛,毕竟不是猿田彦本人,有可能只是天狗们的举动让人们不禁把天狗和猿田彦当成一回事了而已。 |
神奈子 | 本物の猿田彦に謝れと。 |
得向真正的猿田彦道歉呀。 |
——— | で、天狗は色んなイメージを植え付けられたから今みたいな姿になったという訳か? |
也就是说,天狗被赋予的各种各样的形象,造就了今日天狗的姿态吗? |
白莲 | そう……いや、江戸時代まではそうでした。しかし今は、色んなイメージの集合体、とはちょっと違うかも知れませんね。 |
是吧……不,江户时代之前的确是这样。可如今,把它们比作各种形象的集合体可能有点不恰当。 |
——— | ほう。 |
哦。 |
白莲 | 昔の天狗は山伏の修行の手助けをしたり、祭りなどで先導役として出てくる事もありました。それが文明開化による民話の迷信化、無宗教化による修験道の衰退、闇を畏れなくなった人心と共に忘れ去られてしまいます。人間と共に活動していた天狗は次第に表に出なくなってしまうのです。それが原因で、妖怪達の存在が危うくなりました。天狗に限らず全ての妖怪が……。 |
以前的天狗既帮助山伏的修行,也负责祭祀时的先导工作。而随着文明的不断开化,民间传说的迷信化,还有无宗教化带来的修验道的衰退,人心也越来越不畏惧黑暗,天狗们也慢慢地被忘却了。本来和人类一同活动的天狗们逐渐退出了历史舞台。这个才是造成妖怪们的濒危处境的原因。不仅限于天狗而是所有妖怪…… |
神子 | その危機を救う為に、幻想郷は隔離された世界になった、という訳ね。 |
而为了将它们从这个危机中解救出来,才有了幻想乡这个与世隔绝的地方,对吧。 |
白莲 | そうですね、その時に居た訳では無いのでどのようにしてそこに至った(×5幻想郷の起源はまだ新しく、外の世界でいう明治時代である。幻想郷の多くの妖怪はその時代から生きていることになるが、当然人間にはその時代を知っている者は居ない。)のかまでは判りませんが……幻想郷が今の形になって人間の想像の呪縛から解き放たれ、ついに妖怪達は真の自由を得たのです。元々姿形の定まらない彼らは独自の進化を歩む事になりました。どういう変化があったのかは窺い知れませんが、元々天狗は上下関係の厳しい妖怪でしたので今のような社会を築くまでになったのでしょう。 |
没错,虽然当时幻想乡里还不可能有他们,也不知道它们是如何到达这里的(×5幻想乡的起源很晚,用外面世界的话说就是明治时代。幻想乡大部分妖怪都是从那个时代过来的,当然人类是不可能知道那个时代的。)……幻想乡最终发整成了今天这副模样,让妖怪们从人类想象的枷锁中解放出来,获得了真正的自由。原本没有确定形态的它们也能逐步走上独自进化的道路。虽然不知道这其中究竟发生了怎样的变化,不过天狗本来就是上下关系十分严格的妖怪,所以才能构筑起今天这样森严的社会吧。 |
——— | なる程なぁ。つまり纏めると、昔の妖怪は人間の想像に影響されて姿を変え、今の妖怪は独自に変化した、という事なのか? |
原来如此。总而言之,以前的妖怪会受到人类想象的影响而改变姿态,如今的妖怪则是自己进化,对吗? |
白莲 | そうだと思います。だから今の妖怪は多様性があるのです。 |
我是这么认为的。所以才有了现在妖怪的多样性。 |
[生まれては消える妖怪] |
[出生便会消失的妖怪] | |
神子 | うーん、ちょっと待って。私が考えるに、今の妖怪はそれだけでは無いと思いますよ。 |
嗯——,稍等一下。我怎么觉得,现在的妖怪并不仅仅是你说的那样。 |
——— | というと? |
此话怎讲? |
神子 | 今も人間の想像から生まれる妖怪もいる筈です。妖怪の成り立ちから考えて、理不尽さを自己完結させる手段として生まれた……つまり最初から架空である事を前提とした妖怪が居て当然。 |
意思是说现在也会有从人类的想象中诞生的妖怪。从妖怪产生的角度考虑,妖怪产生于为了自我了断那些无法理清的事情而采取的手段……也就是说有以最初就不存在的事情为前提的妖怪存在这是理所应当的。 |
白莲 | なる程。存在しない事が明白な存在、としての妖怪……ね? |
原来如此。明确是不存在的存在,这样的妖怪……呢? |
神奈子 | 神子さんは流石に人間の心理に詳しいわね。当然そういう妖怪もいます。例えば「妖怪リモコン隠し」とか。 |
不愧是神子,真了解人类的心理呢。这种妖怪当然有,比如说“藏遥控器妖怪”之类的。 |
——— | 妖怪リモコン隠し? |
藏遥控器妖怪? |
神奈子 | よく使うのに、何故かすぐどこに行ったか判らなくなってしまう現象を、妖怪の仕業にしたタイプです。 |
遥控器明明经常用,为什么一转眼就不知道跑哪儿去了这种现象,归结到妖怪的作为。 |
全员 | リモコンって何? |
遥控器是什么啊? |
神奈子 | あ、いや。まあ、ちっさな道具(×6リモコンとは下駄の事らしいです。余り無くさない気もしますが。)です。もっとわかりやすい例としては、例えば睡魔の様な妖怪もいますね。 |
啊,不是。嘛,是个小小的道具(×6遥控器好像是一种木屐[2]。感觉好像不会弄丢啊。)。举个更好理解的例子吧,比如说像睡魔一样的妖怪。 |
白莲 | 寝てはいけない時ほど眠くなるという、あれですね? |
就是不能睡的时候偏偏非常困的那个吗? |
神奈子 | そう、この手の妖怪は毎日のように外の世界で生み出されています。その都度、幻想郷でも生まれたりしています。 |
没错,像这类妖怪基本上每天都会从外面的世界诞生出来。而随后,也在幻想乡里诞生了出来。 |
白莲 | でも、自我が保てるほど内容が確定していないから、生まれてすぐに消えてしまう。その辺が忘れられてから独自に進化する古典的な妖怪との差、でしょう。 |
然而,它们因为没有足够的确定内容可以保持自己的存在,所以诞生之后马上就消失了。这就是它们和那些即便被忘却也能独自进化的古典妖怪的差距吧。 |
神奈子 | どうしても他愛の無いいたずら妖怪(×7そういうミニ妖怪を纏めて、マーフィーの妖怪と呼ぶそうです。)ばかりですからね(笑)。有名どころでも誰かがパンを落とした時、バターを塗った面を下にする妖怪とか、探し物を必ず一番見つかりにくい場所に隠す妖怪とか、戦地で結婚すると言うと必ず戦死させる妖怪とか。 |
谁让它们净是些调皮捣蛋的害人妖怪(×7这种迷你妖怪统称叫做Murphy妖怪[3]。)呢(笑)。比较有名的比如让掉在地上的面包总是涂了酱的一面着地的妖怪,让想找的东西变得总是最难找的妖怪,还有让在战场上说回老家结婚的人绝对领便当的妖怪。 |
——— | ちょっ、最後のは他愛の無いいたずらじゃ無いと思うぜ(汗)。 |
等等,我觉得最后那个不只是调皮捣蛋的程度了吧。(汗) |
[命蓮寺の妖怪] |
[命莲寺的妖怪] | |
神子 | 昔は不都合な事とか不思議な事が起きた時は既存の妖怪の所為にしてました。それにより妖怪が成長や変化を繰り返して来たのです。今の幻想郷にいる妖怪は、本を正せば殆どがそれでしょう。 |
从前有不好的事情还有不可思议的事情发生,便是已有的妖怪干的好事。然后这些事情又会使妖怪们成长,如此循环。现在幻想乡里的妖怪,归根结底都是这一类吧。 |
神奈子 | その中でも貴方のお寺にいる妖怪達はまだ古典的な妖怪の部類よね? |
这其中你那寺里的妖怪们也都属于比较古典的妖怪种类吧? |
白莲 | そう、ですね。傘が自我を持った付喪神(×8多々良小傘。不明。)、陸に上がった舟幽霊(×9村紗水蜜。普通の妖怪。)、大声自慢の山彦(×10)、それからえーっと、大入道を使う入道使い(×11)……後は――。 |
是,吧。伞有了自我意识而成了付丧神(×8多多良小伞。不明。)、跑到陆地上的船幽灵(×9村纱水蜜。普通妖怪。)、以大嗓门自傲的山彦(×10幽谷响子。很吵的妖怪。),嗯还有那个、驱使大入道的入道使(×11云居一轮。普通妖怪。)……然后是—— |
神子 | うーん。 |
嗯—— |
神奈子 | ま、結構古典的な妖怪の方じゃないかしら? |
嘛,这不都是些古典的妖怪吗? |
白莲 | よかった。 |
太好啦。 |
——— | 何が? |
好什么? |
白莲 | 古典的ならばみんな消えなくて済むでしょう? |
大家都很古典的话,不就不会消失了吗? |
——— | そうか、みんなが忘れれば存在を消す事が出来るだったっけ? ふむふむ。今日から茗荷料理(×12食べると何もかも忘れる恐怖料理。大変美味。)……でも振舞うとするか。 |
这样啊,是说只要被大家忘记的话就会消失么?嗯嗯。那么打今天起请大家吃茗荷料理(×12吃了就会忘记一切的恐怖料理[4]。美味的不得了。)……好了。 |
白莲 | だから、幻想郷に居る限り古典的な妖怪は簡単には消えないと……。 |
都说了,已经在幻想乡里的古典妖怪是不会那么轻易消失的…… |
——— | チッ。 |
嘁。 |
神奈子 | そう言えば山彦なんですけど、最近変な物に凝っていないかしら? |
话说那个山彦啊,最近有没有在沉迷一些不好的东西? |
白莲 | え? |
诶? |
神奈子 | ちょっと前まで大声でお経を唱えていて――それはそれで迷惑でしたが、最近は夜になると、とてもお経とは思えないような不思議な奇声が聞こえて来るんだけど。 |
不久前她还在大声地诵着经——这本来就够吵的了,可最近一到夜里,总能听到她发出根本不像诵经的怪声。 |
白莲 | 不思議な奇声……あの子はおうむ返しするだけが能なんですが。誰かの奇声を真似してるのかしら? |
不可思议的怪声……那孩子只擅长鹦鹉学舌啊。会不会是模仿谁发出的怪声呢? |
神奈子 | 何でしょう……聞くに堪えない断末魔の様な声が。 |
像什么呢……就像临终前的惨叫一样惨不忍听的声音。 |
——— | ああ、響子の話か。あいつ、最近たちの悪い妖怪と連んで夜な夜な何かして居るみたいだぜ。妖怪パンクライブ(×13私は結構好きです。魂の叫びです。)とか言っていたな。 |
啊啊,关于那个响子啊。那家伙最近和个不正经的坏妖怪整夜整夜在一起呀。好像搞一个叫什么妖怪朋克音乐会(×13我还是挺喜欢的。发自灵魂的呐喊啊。)。 |
神奈子 | ライブ? パンク? |
音乐会?朋克? |
白莲 | あらあの子に、そんな不良仲間が出来て居たのね。人様に迷惑を掛けるなんて、修行中の僧侶としては失格だわ。お仕置きしないといけないわねぇ。で、そのたちの悪い妖怪って……? |
啊啦那孩子,居然交了个这么不良的朋友呢。竟然给周围的人带来困扰,作为修行中的僧侣真是不合格啊。看来不好好处置一下不行呢。话说,那个坏妖怪是…… |
——— | ああ、夜雀のミスティアという奴だ。そいつも一緒にしばいてやってくれ。うるさいから。眠れないから。 |
啊啊,一只叫米斯蒂娅的夜雀。捎带着她一块儿收拾了吧。实在是太吵。没法睡觉都。 |
白莲 | 判りました。見つけ次第、目一杯しばいておきましょう(笑) |
我知道了。等下次看见了,我绝对饶不了她(笑)。 |
神奈子 | ライブ……あれって歌だったのね……。もっと音程取る練習した方が良さそうね。あれじゃあ客もどん引きよねぇ。 |
音乐会……那原来是在唱歌啊……,还是练练怎么不跑调吧。唱成那样谁会听啊。 |
神子 | そっちの問題!? |
是这个问题吗!? |
白莲 | そうねぇ。お経を読むにしても音程やリズム感って大切なのよ。読経って心地よいでしょう? アレって相当練習しないといけないの。 |
是啊。对于诵经来说音程和节奏感也很重要哦。听念经让人感觉很舒服吧?没有相当程度的练习是做不到的。 |
——— | 今度から妖怪読経ライブになってそうだな(汗)。 |
看来下次该是妖怪诵经音乐会了(汗)。 |
[妖怪に修行ができるのか] |
[妖怪可以修行吗] | |
神子 | 気になっていたけんだけど[5]、命蓮寺の妖怪ってどういう修行をしているの? |
有件事我很在意,命莲寺的妖怪究竟在进行怎样的修行呢? |
白莲 | ええーとですね。仏教の基本に |
诶诶——我想想。佛教基本上有着称作六波罗蜜的六种修行[6]…… |
神子 | あ、知ってる知ってる。布施、持戒、 |
啊、我知道我知道。布施、持戒、忍辱、精进……我想想。 |
白莲 | あとは禅定、智恵、です。そう言えば神子さんは昔仏教をやってたんですもんね。 |
还有禅定和智慧。话说神子以前也钻研过佛教呢。 |
神子 | 表向きはね。いやぁ仏教は人心を掌握するのに最適だったわー。 |
表面上是这样。哎呀佛教用来掌控人心真是再合适不过了—— |
白莲 | ……その話は後で聞きましょう。 |
……这个咱们回头再说吧。 |
——— | ちょっと説明してくれないか? 六なんとかっての。 |
能不能稍微说明一下呢?六什么什么蜜。 |
白莲 | 六波羅蜜ですね。「布施」というのは物を施す事です。 |
六波罗蜜啊。“布施”就是指施舍东西。 |
——— | お寺の妖怪達に何か貰ったことあったっけ? |
我怎么不记得从寺里妖怪们那里拿到过啥东西? |
白莲 | これに関しては |
这个讲究的是无畏施,也就是说,将没有恐惧的生活作为施舍。我们寺里的妖怪们正在实践这个。 |
——— | 結構攻撃されたけどな。この前。 |
可没少被它们攻击啊。不久前。 |
白莲 | まぁ修行中ですので少し大目に……。次に「持戒」ですが、これは殺生しない、盗まない、不倫をしない、嘘を言わない、酒を飲まない、という戒めを守る事です。 |
嘛因为还都在修行中嘛,多少宽容一点……然后是“持戒”,指遵守不杀生、不偷窃、不淫邪、不妄语、不饮酒这五条戒律。 |
——— | だから殺す気で攻撃されたけどな。この前。 |
都说了他们是像要杀了我一样的攻击啊。不久前。 |
白莲 | ……「忍辱」は他から与えられる屈辱や苦痛に耐える事。「精進」は修行を続ける努力をする事。 |
……“忍辱”呢则指要忍受别人给你的屈辱和痛苦。“精进”是指持续不断地努力修行。 |
——— | そんなもん、みんなやっているぜ、仕方が無くだが。 |
这两样,大家都在做啊,也没办法。 |
白莲 | 「禅定」は心を安定させ、迷いを断つ事。「智恵」は真理を見極める事です。 |
“禅定”是说让心安定,斩断迷惘。“智慧”是指把握真理。 |
神奈子 | 最後の二つはえらく抽象的ね。 |
最后两条可真抽象啊。 |
白莲 | でも、皆が思い浮かべる修行っていうと、坐禅や滝行ばかりだと思いますが、それら判りやすい修行の殆どが、最後の二つになります。 |
不过,大家脑中浮现的修行景象,总是坐禅啊或者蹲瀑布啊这种,其实这种比较通俗易懂的修行,正是在修最后这两样。 |
——— | あいつ等、そんな修行を行っているようには見えんがな。みんな宴会でよく見るような気もするぜ。獣肉で酒飲んでいる姿が記憶にあるし……。 |
那帮家伙,我可从来没见过它们进行过这样的修行。倒是经常在宴会上看到它们呢。就着兽肉喝酒的样子我记得清清楚楚…… |
白莲 | ……頭の片隅に止めておきましょう。 |
……请把它们封存在记忆的深处吧。 |
神子 | そうねぇ、私も宴会している入道を見たわ。他にも頭蓋骨を使って傘回しして稼いでいる傘のお化けとか。 |
是啊,我也在宴会上看到那个入道了。还有那个把骷髅头放在伞上转着玩的伞妖。 |
神奈子 | 三途の川の渡し船に水を入れている舟幽霊とか。 |
还有往人家三途之河的渡船里灌水的船幽灵。 |
白莲 | え? 渡しの知らないところで一体何を……? |
诶?在我不知道的地方究竟发生了什么……? |
——— | やっぱり、妖怪は妖怪だな。 |
果然,妖怪就是妖怪啊。 |
[入門を拒否される妖怪] |
[被拒之于佛门外的妖怪] | |
神子 | ねぇねぇ、さっきお寺に入門してる妖怪は人様に迷惑掛けちゃいけないって言ってたけど、それって妖怪によっては没個性に成りかねないんじゃない? |
对了对了,刚才不是说到寺里的妖怪弟子不能给人添麻烦吗,那样一来,妖怪们岂不是变得毫无个性了吗? |
白莲 | そうかしら? |
会吗? |
神子 | だって、殆どの妖怪が人間の敵として生まれたんだから、迷惑を掛けないようにすると何も残らなくなるんじゃない。 |
你看,大部分妖怪都是作为人类的敌人而诞生的,如果让它们不去找人类的麻烦,那还剩下什么呢? |
白莲 | んー、そこを乗り越えるのが修行を行う意味なのですが……でも確かに乗り越えられない妖怪も居ますね。つい最近も入門をお断りした妖怪が居まして……。 |
嗯——,我觉得超越这一点才是修行的意义所在吧……不过也的确有超越不了这个的妖怪。就在不久前,还有被我拒绝皈依佛门的妖怪呢…… |
——— | ほう、初耳だな。どんな妖怪でも入門OKって訳じゃないんだな。で、何処の何奴だ? |
哦,第一次听说。原来不是什么样的妖怪都可以随便出家啊。话说,是哪儿的什么人啊? |
白莲 | 土蜘蛛の黒谷ヤマメさんと、火車のお燐(×14火焔猫燐。不吉な猫。)さんとか、地底から来た妖怪達ですね。 |
土蜘蛛的黑谷山女,还有火车的阿燐(×14火焰猫燐。不吉利的猫。),是从地底来的妖怪们。 |
神奈子 | え? 貴方のお寺にいる妖怪って殆ど地底にいた奴らでしょう? |
诶?你寺里妖怪基本上不都是地底的吗? |
白莲 | そうですが、それは不当な理由で封印されていた者達ですから……。本来は地上にいる筈の妖怪なんです。地底に居る妖怪ではないんです。 |
话虽这么说,它们都是些因为不正当的理由被封印起来的妖怪……本来都应该是在地上生活的,并不是在地底生活的妖怪。 |
神奈子 | 何か違うの? |
有什么区别吗? |
白莲 | 今、地底にいる妖怪の殆どが、地底に棲む事を望んで居ます。表の幻想郷のルールとは異なり、管理されなくなった旧地獄を乗っ取り、無法地帯を楽しんでいるのです。まさに力が正義の世界ですので、一応ルールのあるお寺の妖怪とは判り合えないのです。 |
现在,地底的妖怪们大部分都希望生活在地底。和地面上规规矩矩的幻想乡不同,它们占据无人管理的旧地狱,享受着无法无天的生活呢。那种力量至上的世界,和清规戒律的寺庙妖怪当然是合不来的。 |
——— | 力が正義……確かにそんな感じだったなぁ。地底は大変だった。 |
力量至上……的确给人这种感觉呢。地底也真是够要命的。 |
白莲 | 先ほど言った土蜘蛛のヤマメさんは「お寺に来る悩みを持った人間が美味しそうだから」(×15人間を病気にして食べるのには意味がある。病気は調味料で味付けだからだ。精神病はスパイシー。)が入門の理由でしたし、お燐さんは「お寺はお墓がいっぱい有って死体天国だから」でした。これでは断るしか無いですよね(笑)。 |
刚才提到的土蜘蛛的山女以“因为带着苦恼来寺里的人类看起来很好吃”(×15将人类染病后吃掉是有其意义的。疾病就好像是调味品。精神疾病是辣味的。)作为皈依我佛的理由,而阿燐则是“寺庙有很多很多墓那不是尸体天国吗”。这除了拒绝别无他法啊(笑)。 |
神子 | ですねぇ(笑)。 |
说的是啊(笑)。 |
- 封面
- 第3页:卷首语
- 第4页:目录
- 第5页:开篇语
- 第6-17页:第一部分:新势力到底为幻想乡带来了些什么
- 第38-48页:第二部分:所谓幻想乡之外的世界的现状
- 第62-72页:第三部分:妖怪的今与昔 所谓的新妖怪
- 第94-106页:第四部分:被厌恶者的现状与将来
- 第124-135页:第五部分:在幻想乡里宗教和信仰是必要的吗
- 第154-155,163-166页:第六部分:之后来谈妖怪退治的话题吧
- 第156页:幽谷响子&米斯蒂娅·萝蕾拉(文文新闻)
- 第157页:火焰猫燐&宫古芳香(文文新闻)
- 第158页:封兽鵺(花果子念报)
- 第159页:琪斯美(文文新闻)
- 第160页:霍青娥(文文新闻)
- 第161页:键山雏(花果子念报)
- 第162页:多多良小伞(文文新闻)
- 第168-169页:稗田阿求的总结
- 第170-179页:第六部之外的附带报纸
- 第170页:八坂神奈子(文文新闻)
- 第171页:圣白莲(文文新闻)
- 第172页:丰聪耳神子(文文新闻)
- 第173页:洩矢诹访子(文文新闻)
- 第174页:比那名居天子(文文新闻)
- 第175页:永江衣玖(花果子念报)
- 第176页:犬走椛(文文新闻)
- 第177页:博丽灵梦(文文新闻)
- 第178页:魔理沙&琪露诺(花果子念报)
- 第179页:茨木华扇(文文新闻)
- 第180-181页:ZUN的后记
- 第182-183页:特典访谈
- 第184页:版权页
- 封底
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