东方求闻口授/霍青娥

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霍青娥(后)与宫古芳香(前)

壁抜けの邪仙
霍青娥 Kaku Seiga

能力 壁をすり抜けられる程度の能力
危険度
人間友好度 極高
主な活動場所 人間の里等

  邪な考えで行動する仙人である。自分の利に繋がる事ならば周りの人間などどうなっても良い、と考えている様である。非常に性格が悪い。

  百歲くらいの仙人ならよく居るが、千年以上生きた仙人となると途端に数が減る。彼女はその数少ない仙人の一人である。何故ならその位長く生きた仙人は、天人や神霊といったもっと位の高い種族になっている場合が多くて、わざわざ仙人のままで居るという方が珍しいからだ。彼女は邪な性格の所為で天人になれずに居るが、それを苦とも思っていないようである。

  豊聡耳神子や物部布都と共に幻想郷に現れたが、どうやら仲間意識は低いように見える。彼女は気に入った人間や妖怪が居ればすぐに取り入ろうとするらしい。幻想郷には魅力的な人物が数多く存在するのか、毎日あちこちフラフラと遊び歩いている様子である。

壁抜けののみ

  彼女がかんざし代わりに髪の毛に挿している物が、壁抜けの鑿である。この鑿はどんな壁でも瞬時に穴を開ける事が出来る代物だ。しかも空いた穴は僅かな時間で跡形も無く元に戻るという。

  これを使いこなす彼女の往来には、障碍が無いに等しい。石で出来た堅牢な倉庫であろうと、彼女からしたら豆腐の塊に見えるだろう。泥棒し放題である。
  彼女が物に執着しない性格であった事だけが唯一の救いかもかも[1]知れない。

  彼女はこの能力だけでほぼ満足してしまい、他の仙術の修行にはそんなに熱心では無い様であるが、最低限、ちょくちょくらいる地獄の使者に対抗できる程度の力をもっているようだ(*1)。

キョンシー

  キョンシーとは動き回る死体の妖怪である。霊魂が失われているので、殆どの場合何も考えずに動く。彼女はこのキョンシーで、大祀廟を守らせていた。
  キョンシーにも様々な種類がある。この世への未練で動き回る者道士が死後動き出す様に自ら呪いをかけた者、死してなお力が暴走して動き出す者、等々・・・・・・。
  共通しているのは、キョンシーに噛まれた人間もキョンシーになってしまう(*2)、という事だ。頭脳の無い吸血鬼と考えて差し支えない。かなり忌み嫌われる妖怪である。

  そんな妖怪を彼女は生み出し、額にお札を貼って完全に制御している(*3)。忌み嫌われた妖怪を生み出している上に、キョンシーにさせられた死体に人権も何も無い辺りが、彼女が邪仙だと呼ばれる所以だろう。

対策

  すぐに人間に寄ってきては、飽きると去って行く。非常に迷惑な仙人である。
  余り他人を大切にしないので振り回されないようにしよう。相手が好意を持って近寄ってきても、こちらから相手にしなければすぐに飽きて去って行く筈である。

  壁抜けに関しては、抜けられる壁とそうで無い物が存在している様子である。固い物ほど壁抜けされやすく、柔らかい壁は避けているようだ。
  その為、大切な物はゴムで出来た檻にでも入れておくと良いかも知れない。尤も、彼女は物に執着しない為、そのような心配は少ないかも知れないが。

(*1)実はそれだけ大変恐ろしいのだが・・・・・・。
(*2)命に別状無ければ一時的、致命傷生らばそのままキョンシーになる。
(*3)お札には「やることリスト」が書いてある、頭脳が無いめで忠実に動く。

穿墙的邪仙
霍青娥 Kaku Seiga

能力 穿越墙壁的能力
危险度
人类友好度 极高
主要活动场所 人类村落等

  思考邪恶的事而行动的邪仙。有着只要对自己有利,身边的人类变成怎样都无所谓的思考模式。性格非常的邪恶。

  百岁左右的仙人还是为数不少的,但活了千年以上的仙人已经在修行的途中逐渐减少。她就是这些少数的仙人之一。要问为什么的话,那是因为活到这么长寿的仙人,大多都已经成为了天人或神灵之类的高级种族了,所以像她这样仍故意继续当仙人的存在实在非常稀有。也许是考虑到她邪恶性格的所为也不会习惯跟天人一起生活,但对此她似乎一点都不在意。

  虽说跟丰聪耳神子和物部布都等人一同在幻想乡现身,但怎也看得出她的同伴意识似乎很低。她有时看见感兴趣的人类和妖怪就会立即拉拢他们。而幻想乡的具魅力的人物众多,她就每天都这里去那里去晃荡嬉玩着的样子。

穿墙之凿

  那是她用来取代簪子插在头发后面的东西,是用来穿墙的凿。这个凿无论是什么墙壁都可以瞬间在上面开个洞的工具。但是墙的缺口只需花一点时间就会亳无损伤的恢复原状。

  使用这个东西的话,她就可以等同没有障碍地自出自入。即使是石制般坚固的仓库,对她来说跟豆腐块一样没分别。当小偷能够为所欲为。
  还好唯一得救的是,大概她的性格似乎对物品之类东西不执着这件事。

  她似乎对于这个能力已感到相当满足,对于其他仙术的修行并不太热心的模样,但最低限度,还是有对抗来索命的地狱使者程度的能力吧(*1)。

僵尸

  僵尸就是一种走来走去的尸体那样的妖怪。由于已经失去了灵魂,几乎在任何场合都会什么都不思考就行动。她就是用这样的僵尸,守护着大祀庙。
  僵尸也是有各种各样的种类的。有些是留恋于世而徘徊的,有些是道士在其死后亲自去加上咒令的,有些是死后力量暴走而开始行动的,等等……
  其共通点是,人类被僵尸咬到也会变成僵尸(*2)。感觉就跟没思考能力的吸血鬼差不多。相当被忌讳和嫌恶的妖怪。

  她制造这种妖怪是靠在它们的额头上贴上符咒而将其完全控制(*3)。作为这种被忌讳和让人嫌恶的妖怪的制作者和主人,她对变成僵尸的尸体亦不会给予什么人权,而这大概也是她被称为邪仙的原因所在吧。

对策

  她总是待在人类身边玩腻了就会走人。是非常麻烦的仙人。
  因为也不会把别人看得太重要,基本上就是一去不回头。就是因为对方抱有善意所以她才会接近,所以不去理会的话她觉得没趣就会一走了之。

  关于穿墙,似乎也是存在不能穿过的东西。越坚固的墙壁越是易穿,越柔软的墙壁则越难穿。
  正因为这样,说不定把重要的物品放在胶制的盒子内是好办法。但是,由于她对物品并不执着所以或许不需要担心这点。

(*1)事实上光是这点就恐怕已经让人觉得不得了……
(*2)一时没有生命危险。致命伤的话就会一直变成僵尸。
(*3)符咒上写有“要做的事情清单”。虽然没有脑子,但还是会老实地执行的。


东方求闻口授 ~ Symposium of Post-mysticism.


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  1. 此处应为一误印,只需一个“かも”即可。